名刺代わりのホームページはシングルページがいい5つの理由

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2021年も引き続きウィズコロナで迎えましたが、だからといって怯えて止まっているわけにはいきません。リモートワークやウェビナーなどが常識化してきた今、オンラインの可能性はますます高まっています。

副業・兼業をOKとする企業が増えるなか、実績を重ねて、いざ、フリーランスや個人事業主、はたまた法人として果敢にチャレンジする人も多いのではないでしょうか?このサイトにいらした方は、オンラインでビジネスをスタートさせたい、またはよりパワーアップさせたいと考えていることと思います。

今回は名刺代わりに最適なシングルページについてそのメリットとともにご紹介します。

 
 

シングルページとは

マルチページと呼ばれる複数ページにまたがるサイト構成ではなく、ページが切り替わらず、上下にスクロールして閲覧する、1ページで完結するタイプのウェブサイトをシングルページと呼びます。

スマートフォンやタブレットの普及が定着してきた頃からよく見るタイプの縦長のサイトで、いわゆるLP(ランディングページ:リスティング広告やSNSなどからアクセスしてきたユーザーに、注文やお問い合わせなどのアクションをしてもらうことに特化したページ)によく使われています。

このシングルページのメリットとは何なのでしょうか?

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シングルページのメリット

  1. 閲覧者にとってストレスフリー

    ウェブサイトの構成には発信者側が読み手に何を伝え、どんな印象を残したいかという意図が含まれています。たまに、溢れる想い(情報)を詰め過ぎて読み進めるのが苦行に感じるホームページに出くわしたことはないでしょうか?

    シングルページは4コマ漫画のように、順に下にスクロールするだけで、このサイトが何をする会社で何がウリなのかがスルスルと理解できるシンプルな構成です。

    ユーザー(閲覧者)が「価格」や「最新情報」、「問い合わせ先」にアクセスしようと、画面をウロウロ眺め回して、クリックして、さらにクリックして…といったように、隠れているものを見つけ出す手間が不要です。つまりユーザーの負担が減ります。負担が減ることでページの最後まで見てもらえる可能性も高くなります。

  2. モバイルフレンドリー

    シングルページのサイトはスクロールするだけで情報が得られるため、スマートフォンやタブレットといったモバイル端末と相性が良いです。それはつまり、移動中に情報を得るスマホユーザーにとって使いやすい(=読まれやすい)ことにも繋がります。通信環境が悪いと、クリックする度にページの読み込みに時間がかかって離脱されてしまうリスクがありますが、ページ切り替えの必要がないシングルページのサイトは、一度の読み込みで済むためスマホユーザーにとって負担が少ないサイトです。

    GoogleがMFI(モバイルファーストインデックス:モバイル版に最適化したサイトを優先して評価すること)に完全移行した今では、シングルページのサイトはアドバンテージがあるといえます。

  3. 狙い通りに情報提供ができる

    シンプルにページの上から下へ順番に情報を読み進めるシングルページは、伝えたい情報を読んで欲しい順番で伝えることができるのもメリットです。
    ファーストビューから始まり、ユーザーが「興味」を持ち、「共感」し、「理解」して「納得」するといった流れでコンテンツを配置し、最後にあなたがユーザーにとってほしいアクション(購入や問い合わせなど)でクロージングします。ユーザーが進む方向はただ一つなので、迷うことなく狙い通りにユーザーを誘導することができます。

  4. 問い合わせなどのアクションに繋げやすくなる

    上述した通り、ユーザーがストレスなく、ストレートな一方通行を進めば、最後はアクションを起こすか、起こさないかの二択です。シングルページはユーザー目線に合わせたコンテンツを順に配置すればスクロールしたくなるような仕組みのため、ユーザーエクスペリエンス(快適性)が上がります。つまり、ページの最後まで読み進んだユーザーはアクションする確率が高くなるのです。
    また、通常は別ページに用意されがちな予約フォームや問い合わせフォームが別ページにジャンプしなくても同ページで完結できるのは、ユーザーにとってもアクションしやすい利便的な設計です。

  5. 低コスト

    シングルページは1枚仕立てのサイトであるため、多くのページ数が必要なマルチページサイトに比べると予算を抑えることも可能です。
    副業もしくは起業したばかりで資金に余裕がない方や、発信する情報がまだ少ない方、まずはスモールスタートでチャレンジしたいという方におすすめします。
    スクエアスペースなどのCMSであれば、あとからご自身で実績紹介やお客様の声、よくある質問など、必要に応じてページを追加できるのでリーズナブルに始められます。

 

シングルページに向いているサイト

シングルページは構成がシンプルなので、要点(伝えたいポイントや世界観のエッセンス)をわかりやすく伝えたいサイトに適していると思います。

 

【コーポレートサイト】
企業サイトのように掲載できる情報や更新頻度が少なくても、シングルページで基本情報をしっかり押さえたものがあるだけで信頼度が変わってきます。

 

【ブランディングサイト】

ブランドや商品をPRするページはシングルページに適しています。ブランドのストーリーや商品のメッセージ性をその世界観のまま徹頭徹尾伝えることができます。

 

【ポートフォリオ】

多くを語らず、ご自身の作品とプロフィールだけをシンプルに表現したいミニマリストなアーティストサイトなどに向いています。

 

【飲食店サイト】

お店のコンセプトやメニュー、店の雰囲気(内観やスタッフ)、場所や営業情報などを押さえ、最後に予約を促すといったユーザーが知りたい情報をストレートに表現できます。

 

【イベントサイト】

期間限定で立ち上げるイベントサイトも、伝えるべき5W2H情報(どんなイベントを[WHAT]、いつ[WHEN]、どこで[WHERE]、出演者[WHO]や主催者[WHO]、参加費[HOW MUCH]や参加方法[HOW])といった定型情報を簡潔に伝えるのに向いています。

 

シングルページで気をつけること(SEO)

シングルページのサイトでただ一点、留意しておかなければならないこととして、SEOに弱いことが挙げられます。

シングルページではSEOの内部対策といわれる様々な設定があまりできない、効力を発揮しないため、SNSなどから新規ユーザーを獲得(アクセス)するルートを確立するなど別途対策が必要です。

スモールスタートにおすすめのシングルページですが、一日でも早く、一人でも多くの方にアクセスして欲しいのであれば、シングルページから少しずつページ(読者の疑問や悩みを解決する良質なコンテンツ)を増やしていくようにしましょう。

 

まずはシンプルスタート!伝えたいことを着実に伝えよう

事業やブランドとして、少なくてもしっかりと情報を伝えたい場合、シングルページは見劣りせず有効的です。
副業にせよ、起業にせよ、スタートは皆出せる情報が少ないものです。「起業はしたばかりで実績ないし、ホームページを持っても意味ないな…」と弱気になる必要はありません。むしろ、ビジネスの成長と共にホームページも成長していくのが理想です。
「いつかそのうちね」と思っていると、いざサイトを持つ段になって、希望のドメインが取得できないといったこともあります。

今はデザイナーやエンジニアといった専門家でなくても簡単にホームページが作れる時代です。 SNS以外に自分の”ホーム”を持ちたくなった時、もう一つ上の信頼を得たい時、シングルページのサイトはあなたの第一歩として役に立つでしょう。

 

スクエアスペースでシングルページを作ろう

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名刺代わりのホームページをスモールスタートで立ち上げ、且つプロっぽい仕上がりを求めるなら、スクエアスペースがおすすめです。

PRWORKSでは制作代行として5セクション(PPT5枚分)で5万円(税込み)から承っています。

また、よりコストを抑えたい方のために、2時間で一般的なシングルページのコーポレートサイトを作るオンラインワークショップも開催していますのでお気軽にお問い合わせください。

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